1950-09-20 第8回国会 衆議院 法務委員会 第12号
○村專門員 この証拠法の問題及び保釈、ことに権利保釈の面につきましては東北班におきましてむしろ問題が多くございましたので角田委員からひとつお答え願いたいと思います。
○村專門員 この証拠法の問題及び保釈、ことに権利保釈の面につきましては東北班におきましてむしろ問題が多くございましたので角田委員からひとつお答え願いたいと思います。
私は四国、九州班として行つたのでありますが、この問題につきましては、先ほど村專門員から報告しましたように、項目だけ一応ここへ紹介したのでありまして、その項目の紹介も十分にはできていなかつたと思います。私どもが聞いたところでは、この默否権の問題につきましては、これはもう厳格にやつていただきたいという意見が、弁護士会からたくさん出ております。これは今ここではつきり申しておきます。
それではさよう決しまして、まず村專門員より御報告を願います。
もつとも案の中には臨時物資需給調整令も考慮はされておりましたが、この臨時物資調整令には、先ほど村專門員から申されましたように、はつきり廃止後にも処罰するという規定がありまするので、両者の取扱いを別々にすることは権衡を失すると思われたのですが、法律の規定からいたしまして、そうすることができなかつたのであります。 それから第二点の、この法律が制定された場合に、一体何件がその影響を受けるか。
○村專門員 鹿兒島市におきまして人権蹂躙問題がありまして、調査に出かけた次第でございまするが、北川委員が主となつてお調べなさつたものでございます。 要点は鹿兒島県の第一区選出の滿尾代議士夫人並びにその選挙事務長につきまして選挙違反事件の取調べ中、人権蹂躙の疑いのある行爲が檢察庁並びに警察においてあつた次第でありまして、そこを調査に参つた次第でございます。
次に鹿兒島市における人権蹂躙問題に関する委員派遣の調査報告書が委員長の手元に提出されておりますので、一応村專門員より簡單に御説明を願いたいと思います。
なお随行として村專門員及び小木專門員を随行させたいと思いますが、さよう御了承を願います。 ちよつと速記をやめてください。 〔速記中止〕
まあ民生事業と関連いたしましての問題、或いは要望事項等も聞き取りましたが、これは後から一括いたしまして塚本委員長も同行いたしておりましたから、或いは塚本氏から又木村專門員から補遺して貰うことにいたしまして詳細は省略いたします。ただ注意すべき要望事項を二、三申上げますというと、兒童福祉司の権限をもつと強化しろという意見がありましたが、成る程と思います。
○岡咲政府委員 御質問の点につきましては、ただいま村專門員から御見解の発表がありましたごとき、刑事補償の本質を公法上の財産権とみて、通常の相続その他の規定がすべてかぶつて行くという立て方をするか、あるいは一身專属の権利として組立てるかという点について、立案当時におきましてもいろいろ議論がなされたのであります。
○高橋委員長 村專門員。
○村專門員 最近仮出獄者並びに保釈出所者の数が著しく増加しているが、その大部分は再び犯罪を繰りかえしている実情にあるから、すみやかにこれが刑事政策または行刑上の改善措置を講じ、仮出獄者及び保釈出所者の取扱いに愼重を期して、再犯防止の保障を與えられたい。陳情者は岐阜縣公安委員会であります。
○村專門員 民法第三百九條但書に規定されている雇人給料の先取特権の金額は、現在の経済事情に適合せず、雇人の生活を擁護せんとする本條の精神に反するから、すみやかに同條の但書を削除されたい。陳情者は北海道及び東北六縣地方労働委員会協議会長宮城音五郎氏であります。
○村專門員 今回裁判所法により簡易裁判所が各地に増設されたが、これに伴う刑務支所の設置及び刑務官吏の所要員配置がないため、警察署の留置場がこれに代用され、警察力は著しく低下している、ついてはすみやかに代用監獄制度を廃止されたい。陳情書は岐阜縣公安委員会であります。